自律神経系

自律神経系の疾患で多い症状

なんとなく身体がおかしい、でも診断がつかないという不安を抱えている方がほとんどです。不安症以外には、頭痛・めまい・心臓の鼓動・動悸・耳鳴り・手の震え・なんとなくどこかが痛い・目がみにくいなどの症状を訴えられます。

自律神経系の疾患になってしまう原因

一番の原因はストレスです。真面目で一生懸命で息抜きが特に下手、自分の限界がわからない人。この様な方は、対人関係や、環境ストレスを我慢しがちです。心のコップがいつも満タンで何かの拍子にあふれ出てしまう。この瞬間に症状が出始めると思います。特に睡眠不足が続き、食事を摂れなくなると症状が悪化していきます。

自律神経系の疾患にかかりやすい傾向の人

真面目な人、一生懸命な人、細かい配慮が出来る人などがかかりやすい傾向にあります。

なぜ自律神経系の疾患に鍼灸が効くのか

交感神経の緊張が高い状態が続くと体はいつも戦っている状態が続き疲れてしまい体調が崩れていきます。
本来、起きているときは戦ってる状態に近いので交感神経が緊張していますが、その状態があまりにも強く長い状態が続くと、寝ているときや、リラックスしている時に働く副交感神経の働きが悪くなります。つまり寝ていても緊張状態が続いたりするわけです。その結果自律神経のバランスが崩れてしまいます。

鍼治療をすることで緊張がとれ、リラックスすることが出来、自律神経のバランスが整ってきます。

当院の自律神経系の施術について

病気と診断はつかないものの、なんとなく調子が悪いと感じるタイミングで治療に来てほしいと思っています。未病の段階で鍼灸を続けることで、症状を出さずに済んだり、大きく自律神経を乱さずに済んだりすることが可能になるからです。
また鍼灸を続けることで、自分の身体の調子がわかるようになり、体調を大きく崩すことが減っていきます。

鍼灸の場合は薬を使わないため、副作用がありません。薬を使うと薬の副作用でやる気が消失したり、1日意識がはっきりしない状態で過ごしたり、余計に不安になって、さらに薬が増えてしまうこともあります。

鍼灸を継続的に行うことで、これらの症状を根本的に解決できることが可能になります。最初は変化が出なくても諦めなければ、どこかのタイミングで変化が起こります。
自律神経系は病院では治りにくいので、ぜひ鍼灸に来て不安をとり除いて、先の見えないトンネルから抜け出てほしいと願っています。

よくあるご質問

色んな病院で検査を受けるも、原因不明や心因性・体調不良・自律神経の乱れと診断されて、浜松市中区にある当院にたどり着かれる患者さまがたくさんいらっしゃいます。原因がわからない症状の多くは、自律神経の乱れが原因であることが多く、鍼灸治療で改善することが可能です。